知り合いに頼まれてエアコンの取外しをやってきました。
取り外すだけなら超簡単だよ。
エアコンの仕組み
1.「冷媒」と呼ばれるものを室外機で液体にする（冷媒から熱を放出）
2.冷えた冷媒を室内機で気体にする（冷媒に熱を吸収）
引用:価格.com – [PR企画]PART1 「うるさら7」の「プレミアム冷房」のヒミツを探る！
基本的にはこれだけ。
エアコンも冷蔵庫も除湿機もエコキュートも基本原理は同じ。
冷媒の回収
何も考えずエアコンを取り外すと冷媒が吹き出しちゃいます。
冷媒の大気への放出は法律（フロン回収・破壊法）で禁止されてるので絶対やっちゃダメ。
冷媒は室外機に回収します。
室外機の横のカバーを外すと2本の銅管が出てると思う。
「細い菅」が室内に行く冷媒の経路。
「太い菅」が室外機に戻ってくるの経路。
この状態でエアコンの冷房をONにすると細い管が結露してくるのがわかると思う。
下の写真では結露どころか霜がついてきてるね。
「細い菅」の根本にあるバルブを締め込んで室外機からの冷媒の出口を塞いじゃいます。
この状態で2分ほど放置。
続いて下側のバルブも閉じます。
これで冷媒の回収は終了。
エアコンを止めてコンセントを抜いておきます。
室外機の取り外し
室内機と室外機がつながっているのは冷媒の銅管 2本と電源線 3本。
これを外していきます。
銅管 2本はトルクレンチできっちり管理されて締め付けられているはず。
結構硬いので大きめのモンキーレンチなどがあったほうが作業がはかどる。
次は電源線3本。
ちゃんとコンセントを抜いておかないと危ないので気をつけて。
室外機はアンカーボルトでブロックに固定されてることもあるのでついでに外しておきましょう。
これで室外機のバラシは終了。
配管の取り外し
室内機と室外機は切れ目なく銅管でつながっているわけじゃありません。
かならず室内機側でもつながれていますのでその部分で分割します。
引用:エアコンのDIY取付を推奨しない6つの理由：電気屋さんのホームページ活用日誌
ついでに室内機から屋外へ出ているドレンパイプ（排水パイプ）も分割しておきます。
これでパーツ的には「室内機」「配管・配線」「室外機」に分割できたはず。
なお配線配管は再利用しないならペンチやニッパーで切断しちゃったほうが早いけどね。
配線配管はネットでも買えるけどホームセンターでも意外に安い。
室内機の取り外し
室内機は下記の写真のシルバーのプレートに引っ掛けているだけです。
なので下から少し持ち上げると簡単に外れます。
引用:エアコン取付Ⅱ 三菱ビーバーエアコン : DIYで いや～満足です
プレートは壁にネジ止めされているので取り外しておきます。
これでエアコンの取り外しは完了。
ド素人がやっても1台30分ぐらいかな。
室外機の場所にもよるけどね。
以下蛇足
県外に引っ越すっていう知り合いからさ。
「エアコン取り外せない？」って相談があったんだよね。
ぼっちさんはエアコンの取付を自分でやったこともあるからさ。
そこのこと知ってる人だったから相談されたんだと思う。
エアコン2台で1時間ちょっとぐらいかかっちゃったけどプロなら30分ぐらいで終わるんじゃないかと思う。
たぶん出張費あわせて2台で1万円〜1.5万円ぐらいは貰う作業かな？
あんまり人の家電に手出しするのも嫌だったんだけどさｗ
引っ越しにお金かけたくないだろうし母子家庭さんだから男手ないしね。
出来ないわけじゃなけどタダ働きするのも嫌だから5,000円だけもらっておいた。
この5,000円は餞別としてお返ししよう。
この作業は工具さえあれば簡単。
・モンキーレンチ2本
・六角レンチ
・カッター
・電動ドライバー
なおぼっちさんの電動ドライバーはDIYには勿体無いぐらいの超高級機ｗ
取り付けは真空ポンプやトルクレンチ等の特殊工具が必要なんだけどね。
買うと高いけどヤフオクとかで格安でレンタルできる。
auctions.yahoo.co.jp
夏は結構高かったんだけどなぁ。
それでも4,000円ぐらいだったと思うけど。
今の季節はレンタルも安いねｗ
ぼっちさんは真夏に取り付けたんだけど死ぬほど暑かった。。。
これはお金払う価値があるって思ったねｗ
2回めの引っ越しのときは業者さんにお願いしたよ。
今は取り付けだけやってくれる業者さんも探しやすくていいね。
エアコン取り付けのことなら【テイクサービス・エアコン】
ネットで業者を探しても来るのは近所の電気屋さんだから名刺もらっとくといいよ。
次からは直接頼めば同じ値段ても喜んでくれると思う(笑)
