WordPress5.0に余地通り12/7に配信されはじめました!
今回のメジャーアップデートは無視できない大幅な変更が含まれます。
記事を書く「エディタ」が従来のものからGutenberg(グーテンベルク)と呼ばれる新エディタに変更になります。
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エディタの変更は序章にすぎない
今後WordPressはGutenbergを皮切りに合計3回の大幅アップデートされWordPress全体が生まれ変わります。
GUTENBERG のステージ
Gutenberg では3つのステージが計画されています。WordPress 5.0 への同梱を予定している最初のステージの目標は投稿の編集体験とブロックの実装で、このフェーズではコンテンツ第一主義を唱えています。ブロックを使用することで、既に述べたようにユーザーはコンテンツがどのように表示されるかに集中でき、その他の構成オプションを気にする必要はありません。結果的に、すべてのユーザーがコンテンツを魅力的に、直接、ビジュアルに伝えられるようになるでしょう。これら基本的な要素が来年に予定されている2番目、3番目のステージへの道を開き、最終的にはページテンプレート内での投稿を超えた、完全なサイトカスタマイズへとつながります。
Gutenberg は大きな変化です。ショートコードやメタボックスなど既存の機能が引き続き動作することを確認できるよう、開発者には効率的な移行に必要な時間と経路が与えられています。最終的にプラグインやテーマ開発者は、コアのサポートするツール群の利点を活かした魅力的で、ビジュアルな体験をこれまで以上にユーザーに届けることができるでしょう。
今後WordPressを使い続けるのであればGutenbergは避けて通れないので素直に新エディタに慣れた方が良いですね。
でもエディタ系プラグインがほぼ全滅なので、しばらくは旧エディタで凌ぐことになります。
自分はRinkerとAddQuicktagが使えればなんとかなる。
RinkerはGutenberg対応予定とのこと。
AddQuicktagはGutenbergの「ブロック」という考え方そのものに合わないため別の方法を考えたほうが良さそう。
定形の装飾は再利用可能ブロックに。テキスト装飾はIMEに辞書登録とか?
たぶん便利なプラグインやコンテキストメニュー追加系アプリが出てくる予感がします。
取り急ぎClassic EditorプラグインはGutenbergをOFFにし、旧エディター環境を復元できます。
ja.wordpress.org
旧エディタを復活させるプラグインは複数ありますが「Classic Edito」WordPress公式プラグインなので安心。
ちなみにClassic Editorは2021年末まではサポート予定らしい。しばらく大丈夫。
事前テストならLocal by Flywheelが便利
いきなり本番環境でテストするのは怖いのでローカルにコピーを作って動作確認してみました。
使ったソフトウエアとプラグインはコチラ
・Local by Flywheel(デスクトップアプリ)
・All-in-One WP Migration(WordPressプラグイン)
Local by Flywheelは仮想環境でWordPressを動かせる
Local by Flywheelはローカルに「仮想化したWordPress」を簡単にいくつでも構築できます。
VM型仮想化である「VirtualBOX」上に、コンテナ型仮想化「Docker」を配置し、その中にWordPressをインストールします。
Docker上にWordPressを配置しているので構築したWordPressを「環境ごと複製」したり、「PHPバージョンやMySQLバージョンだけを変更」してテストすることも簡単にできます。
またそもそもVirtualBOX内だけで完結してるのでローカルを汚しません。
素晴らしい。
なぜこれがフリーソフトなの?という感じ。
サーバ上のWordPressと同期して更新できたら良いのにっとおもったらそれが有料サービスになるみたい。
まだベータ版らしいけど便利そう。
All-in-One WP MigrationはWordPress移行アプリ
WordPressのGUIからバックアップ・リストアまで数クリックでできる。
ja.wordpress.org
All-in-One WP Migrationの使い方は下記。
>>>複数のWordPressをKUSANAGI for さくらのVPSに移行する手順 まとめ
バックアップ&リストアのプラグインはたくさんあるがログインパスワードまで復旧させてくれるのは多分これだけ。
なお環境によってはアップロード制限に引っかかる可能性がある。PHP.iniにより設定を変えられるが自分の時はconfigディレクトリが作られなかった。
その時はLocal by FlywheelのPHPバージョンを変更してみよう。
configディレクトリが作れらるはず。
たぶんLocal by FlywheelでOSデフォルトのPHPバージョンを選ぶとローカルのPHP.iniを読み込むのかな?
まとめ
WordPress5へのアップデートはしばらく様子見。
ローカル環境の構築とサイト複製はできたので暇になったら色々触ってみよう。
年末で忙しいしね!!
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