あのGRCがね。
仮想環境を介さずMacで使えるようになってたんですよ!
もうコレだけで分かる人はさっさと本家サイトに行っちゃって下さいw
検索順位チェックツールGRC
概要は目次だけでもお分かりいただけるかと。
もくじ
MacでGRCを使う4つの方法
公式でおすすめされているMacでGRCを動かすには下記の方法がある。
仮想化ソフトを用いてMac上でWindowsを動かす
Parallels DesktopやfusionなどのMAC上でWindowsを仮想的に起動するソフトウェア中でWindows用GRCを起動する。
・メリット
既に仮想環境を導入しているならGRCをインストールするだけでOK
・デメリット
仮想環境がないなら新規に仮想化アプリを導入する必要がある。
WindowsOSを別途用意する必要がある。
Boot Campを用いてMacにWindowsをインストールする
MacにはWindowsをインストールする機能が標準でついています。
それがBoot Camp。
そのBoot Campを利用してWindowsを起動し、Windows用のGRCをインストールする方法です。
・メリット
Boot CampはMacの標準機能なので無料。
単純にWindows機として起動するだけなのでMacであることを意識しなくてよい。
・デメリット
再起動が必要。
WindowsOSを別途用意する必要がある。
外部のWindowsリモートデスクトップサービスを利用する
WindowsOS入りのVPSを借りWindows用GRCを利用する
・メリット
WindowsOSを別途用意する必要がない。
・デメリット
これただ単にWindows機を借りるだけじゃない?
Mac関係ないじゃないかな?
Wineを利用してGRCを動かす
これがいちばん低コストで動作も素直。
・メリット
WindowsOSを別途用意する必要がない。
無料で環境を構築できる。
Macアプリと同様の使用感で使える。
・デメリット
環境構築のため数種類のアプリをインストールする必要がある。
ここでは「Wineを利用してGRCを動かす」を少し詳しく説明します。
【オススメ】Wineを使ったGRCの使用方法
Wineを使ってMacでGRCを使用するには数ステップ必要です。
Wineのインストール
Wineとは
MacでWindows用アプリケーションを動作させるアプリ
下記からWineをダウンロードします。
Index of /wine-builds/macosx
現時点では2.0.2が安定版での最新ですね。
ダンロードしてインストール。
なお現時点でのGRCとWineの動作状況は下記のようです。
Mac OS バージョン | Wine バージョン | 動作状況 |
---|---|---|
OS X 10.8 Mountain Lion | Wine Stable 2.0 | 動作OK |
macOS 10.12 Sierra | Wine Stable 2.0 | 動作OK |
Wine Stable 3.0 | 動作NG |
※Wine Stable 3.0ではYahoo順位チェックでエラーが発生します。
なおWineは後述のXQuartzを使用しているためXQuartzのインストールが必須です。
XQuartzのバージョンは2.7.7以上が必要なようです。
XQuartzのインストール
XQuartzとはMac上でウインドウシステム(グラフィカルユーザインタフェース=GUI) を提供するアプリです。
下記にアクセス。
XQuartz
XQuartzをダウンロードしインストール。
GRCのインストール
Mac用のGRCはWindowsと共通ではなくMAC用専用のインストーラーが必要です。
公式サイトに移動
検索順位チェックツールGRC
トップページからダウンロード画面に。
ダウンロードしインストール。
GRCとWineの関連付け
exeとWineが関連付けされていない場合はGRC.exeをクリックしても起動しない場合があります。
GRC.exeを右クリックし「このアプリケーションで開く」でWineを選択するか、その他をクリックしWineを選択し「常にこのアプリケーションで開く」にチェックを入れて下さい。
これでインストールは完了です。
GRCにはGRCモバイルというバージョンもある
最近のgoogle検索結果はPCとモバイルで順位が異なるようですね。
モバイルファーストっていうんでしょうか。
モバイルに対して最適化されてるサイトは上位に表示されるそうです。
GRCは通常版(PCでの検索結果用)とGRCモバイルと2バージョンありますが上記のインストーラー1つで導入可能です。
以下はそもそもGRCってなんぞ?という人向け。
改善するには現状把握から
どんなことでもそうだけどさ。
何かを始めるには「まず現状を正しく把握する」って大切なことだよね?
ブログへの検索流入を増やしたいならさ。
「狙ったキーワード」で「Googleの検索結果の上位に表示」されないとダメじゃない?
その現状把握の手助けをしてくれるのが「GRC」なのよね。
検索順位チェックツールっていうんだけどさ。
GRCはこの系のツールのド定番なんだね。
具体的にはこんな感じ。
上位に上がってるのは旧ドメインだね。
早く新ドメインが浸透しないかね?
他のキーワードは全然ダメね。
リライトとか追記とかしていかないとね。
という感じ。
こんなのポチポチ手検索しても確認できるんだけどさ。
面倒じゃない?
確認したいキーワードも十個以上にもなってくるしさ。
GRCはそれを自動でチェックしたり順位変動をグラフ化してくれるんだね。
GRCはMacでは使いにくかった
今までもMacでも使えないわけじゃなかったんだけどさ。
仮想環境を作って動かす感じで結構面倒だったんだよね。
GRC以外の検索順位チェックツールもあるんだけどさ。
serposcopeとかね。
実際使ってたんだけどさ。
でもめっちゃ使いにくかったんだよね。
もう圧倒的にGRCのほうが洗練されてる。
GUIはクソダサいけどw